ティカル

概要

 現在ティカルは、ユネスコの世界文化遺産及び自然遺跡の双方に登録されている貴重な遺跡である。今やマヤ文明の代名詞として、世界的に「密林に浮かぶピラミッド群」として知られている。しかし、ティカルが全盛期を誇っていた時代は、全く異なった景観であった。

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キーワード
  • 世界文化遺産・自然遺産
  • 漆喰装飾
  • 神殿ピラミッド群
  • ムンド・ペルディード

王朝史

 ティカルに居住が開始されたのは先古典期中期頃で、先古典期後期になると、「ムンド・ペルディード」などに建築群が建設され始めため、先古典期後期にはティカルの原型が形作られていたと考えられる。この時期は、Tikalの北部にエル・ミラドールが繁栄をしていたころである。そしてA.D1世紀頃に北アクロポリス(前350年ごろから建設が始められた神殿群)などの複合建築物が拡大していく。ティカルの王朝開始時期は、あまりはっきりとはしていないが、少なくともA.D100頃にはある程度権力をもった人物が生まれていたようである。ティカルの王朝は、その紋章文字からMutalと呼ばれており、都市自体はYax Mutal呼ばれていたようである。

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歴代アハウ

  1. Yax Ehb' Xook(第一の階段・鮫)
  2. ??????
  3. ??????
  4. ??????
  5. ??????
  6. ??????
  7. ??????
  8. Foliated Jaguar(葉のジャガー)*在位順位不明
  9. ??????
  10. Animal Headdress(動物頭飾り)
  11. Siyaj Chan K'awiilT(天空で誕生したカウィール1世)
  12. Lady Une B'alam(ジャガーの仔)
  13. K'inich Muwaan Jol(偉大な太陽の鷹の頭蓋骨)
  14. Chak Tok Ich'aakT(偉大な燃える鉤爪1世)
  15. Yax Nuun Ayiin I(最初の・?・鰐1世)
  16. Siyaj Chan K'awiilU(天空で誕生したカウィール2世)
  17. K'an Chitam(尊い/黄色い猪)
  18. Chak Tok Ich'aakU(偉大な燃える鉤爪2世)
  19. Lady of Tikal(ティカルの女王)かKaloomte B'alam(カロームテ・バラム)
  20. Bird Claw(鳥の鉤爪)か?
  21. Wak Chan K'awiil(ワク・チャン・カウィール)
  22. Animal Skull(動物頭蓋骨)
  23. ??????
  24. ??????
  25. Nuun Ujol Chaak(?・頭のチャーク)
  26. asaw Chan K'awiilT(空を晴れさせるカウィール1世)
  27. Yik'in Chan K'awiil(空を暗くするカウィール)
  28. ??????
  29. Yax Nuun AyiinU(最初の・?・鰐2世)
  30. Nuun Ujol K'inich(?・の頭をした太陽神)*在位順位不明
  31. Dark Sun(闇の太陽)*在位順位不明
  32. Jewel K'awiil(宝石カウィール)*在位順位不明
  33. Jasaw Chan K'awiilU(空を晴れさせるカウィール2世)*在位順位不明

 

遺跡の特徴

 現在ティカル遺跡は、その大部分を密林に覆われているが、ティカルで文明が営まれていた時代、周囲の密林は伐採され、大量の漆喰を地面に流し込んで床を築いていたようである。そうした床は、やや傾斜を持たされ、降り注いだ雨が貯水池に流れ込むように設計されていた。

 古典期マヤ文明の建造物は、伝統的に元の建造物を壊さず増改築することで新しい建造物を建てていたようで、現在見られる建造物は、ティカルが最終段階の状況を示している。

  • ムンド・ペルディード
  • 北アクロポリス
  • 神殿1
  • 神殿2
  • 神殿3
  • 神殿4
  • 神殿5
  • 神殿6
  • 双子神殿ピラミッド
  • 球戯場
  • 貯水池
  • 土塁と環濠

 

写真集

  • ムンド・ペルディード [1]
  • 北アクロポリス [1][2]
  • 球戯場 [1]
  • 神殿1 [1]
  • 神殿2 [1]
  • 神殿3 [1]
  • 神殿5 [1]
  • 神殿6 [1]
  • 遺跡景観 [1][2]
  • その他 [1][2]

 

主な参考文献
マヤ概説
  • Michael E. Smith & Marilyn A. Masson 2000 "The Ancient CIvilizations of Mesoamerica"
  • Simon Martin & Nikolai Grube 2000 "Chronicle of The Maya Kings and Queens"
  • Rovert J. Sharer & Loa P. Traxler 2006 "The Ancient Maya 6th edition"
  • Michael D. Coe 1999 "The Maya 6th ecition"
  • 青山和夫 猪俣健 1997 "世界の考古学A メソアメリカの考古学"
  • 八杉佳穂(編) 2004 "マヤ学を学ぶ人のために" 
  • 関雄二 青山和夫 2005 "岩波 アメリカ大陸古代文明事典"
ティカル関係
  • University Pennsylvania The University Museum "Tikal Peport "
  • Jeremy A. Sabloff 2003 "Tikal : Dynasties, Foreigners, & Affairs of State"
  • Juan Pedro Laporte & Juan Antonio Valdés 1993 "Tikal y Uaxactún en El Preclácio"
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